2016.11.21
膨満感と胃の疲れが足に影響する
おはようございます。
今日は、曇り空であまりスッキリしない天気ですね。
窓の外を見てもなんだか寒々しい感じがしますね。
こんな日はついつい暖房をつけ温度を高めに設定しがちで、室内を
乾燥させてしまいます。
部屋の湿度を下げすぎてしまうのは喉にもよくありませんし
インフルエンザウイルスに感染するリスクも増えてしまいます。
お互いに気をつけましょうね。
さて今回のテーマは「膨満感と胃の疲れが足に影響する」ですが、おそらくピンと来る方は少ないと思います。
膨満感は、胃が炎症している時や普段あまり食べない方が、急に食べ過ぎて胃に負担をかけた時に起こり安い状態です。
この時の胃の状態は、胃液の分泌バランスがくずれて胃酸が出すぎているケースと急激に胃が伸ばされた事によるストレス
に対する反作用からの違和感があります。
こうした症状が出ている時には、足底や足首などに浮腫みや違和感が生じている事が多く、足裏やスネ付近をマッサージしたら
胃の不快感や浮腫み違和感が落ち着いたなどの反応が出ます。
この関連は、東洋医学的な観点から見ると暴飲暴食により脾胃を傷つけ胃に実熱を発生させ膨満感などの状態に陥り、脾が傷つく事に
よって胃の下垂がおこり腹部の圧迫感を生じさせます。
これら脾と胃の気が流れるルートである経絡は顔面から足先を通る胃経と足先から腹部に至る脾経が関連しているからです。
脾胃の弱りの反応点が足の違和感や張り感に関連しています。
これらをマッサージなどや「はり」「きゅう」で調整してあげる事によって経絡が刺激され脾胃が調整され全体的に落ち着きを
取り戻していきます。
東洋医学的な考えだけではなく西洋医学的な理屈でもこの現象は定義されているため、足と腹部の関連は非常に密接であると言えます。
足が張りすぎたり浮腫みがある方は胃腸の負担が大きいのではないでしょうか?早めに対処しましょうね。
昨今、身体が発する危険アラームを切って生活している方が多い様に思えます。
身体が発する危険アラームはそれ以上悪化させない様に治癒力を高めているサインですので、ちゃんと耳を傾け身体が発するアラームに
気づいてあげてください。
もしからの違和感を感じたならば、ご相談ください。
院長朝の詩でした。
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