2017.02.09
思い悩みは消化器官に影響が・・・
2月は鍼灸師や按摩マッサージ師の国家試験が控えている。どんだけ勉強しても何故か不安は消せないそれどころか焦る一方である。
あんなに繰り返し勉強して自信がついたはずなのに残り1週間になると自信が吹き飛んでしまう。
不思議とこんな時はお腹が空かないものだ、それもそのはず体が常に臨戦態勢をとっていて緊張しているからお腹が空くわけないのだ。
試験当日まで詰め込めるだけ詰め込んで当日に臨む、当日は緊張していて自分の身体がどのような状態にあるかわからないものだ。
興奮状態にある中で体調は万全と勘違いしている。
何日もろくに食べ物が通らずお腹も空かず、時より胃がキューっと痛むがすぐに収まるので気にしていなかった。
午前・午後のまる1日を費やして国家試験がようやく終わる。
本試験が終わって安堵したのもつかの間、今度は合格しているかが心配になってくる。
何度も何度も、問題をやり直し答え合わせをしてみる、回答に記しをつけているが実際にはちゃんとマークシートにチェックできているだろうか?
不安で不安で仕方がない、そんな合格の心配をしているうちに突如腹痛と胃痛が襲ってくる。
長期間のストレスに耐え続けていた胃腸がついに限界を伝えたのだ。
猛烈な胃の不快感とともに腹痛が交互に襲ってくる。自律神経系の乱れと関連臓器の気を使いすぎて弱ってしまったのだ。
東洋医学では、思いすぎにより脾を傷つけ「脾・胃」に影響を及ぼすと言われている。
特に「脾・胃」を損傷すると腹部の左季肋部が張ったり硬くなり、臍を圧迫すると痛みを感じる。背部ではT11間の起立筋が腫れていたり
圧痛を感じる。また、排便時に軟便となっているケースがある。
ここでは、大きなストレスを例に挙げましたが考えすぎや思い悩みすぎは、五臓のバランスを崩してしまいますので気をつけましょう!
院長夕刻の詩でした。
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